BEAT CRUSADERSの話

BEAT CRUSADERSの話

さっきニュースにもアップしましたが
(こちら → http://ro69.jp/news/detail/40012
ビークル、次のリリースが発表されましたね。
解散記念盤というか。


で。以下はメンバーからきいたわけでもスタッフと話したわけでもない、
100%、僕が考えただけのことです。
という前置きの上で、断言します。


BEAT CRUSADERSは、再結成します。


絶対すると思う。しない理由がないと思う。
というか、「再結成を決めた上で解散する」ということが可能である、
日本唯一の、いや、世界唯一かもしれないバンド、
それがビークルだと僕は思う。

洋楽も邦楽も、過去、解散したけど再結成したバンドは、いくらでもいるが、
解散の時点で再結成を決めていたバンドは、おそらく、ゼロだと思う。

なぜか。普通、もうイヤだから、やるのがつらいから、解散するからだ。
その時点で「またやろうね」なんていう話ができるような精神状態じゃないというか、
「だったら解散しねえよ」っていう話だからだ。

例外っぽいのもある。
たとえば、サニーデイ・サービスは、「7年経ったらまたやろう、
という話を解散の時にした」と、曽我部はインタビューで語っていた。
ただ、それだって、「やれたらいいね」くらいの話であって、
確実な決まりごととして、言っていたわけではないと思う。

あと、SUPER BUTTER DOG。
日比谷野音の解散ライブのMCで、永積くん、
「解散感、ないねえ。またやるよ?」とか言っていた。
でも、それも、「希望」ではあっても「決まりごと」ではないだろう。


そうだ。ビークルの解散は、そのへんが、根本から違うのだ。
ジャパンやブリッジのインタビューを読めば明らかな通り、
「次はどのカードを出そうか」「次は何をやれば一番おもしろいか」と、
メンバー同士で考えた結論として、選んだ解散だからだ。
つまり、矛盾した言い方だけど、バンド活動の一環として
選んだ「解散」なわけです。

じゃあ、次の活動は?
再結成でしょう、当然。

そもそも今のビークルは、「バンド」というよりも「プロジェクト」として
始まったものであって、ゆえに、普通のバンドにあるような、
「もめて解散にまで辿り着く」みたいなこととは、最初から無縁だった。

バンドが解散を決める時って、どういう時でしょう。
思いつくままに、箇条書きにしてみます。

・音楽性が違う。
・考え方が合わない。
・演奏技術に難がある人がいる。
・メンバーのやる気の度合いやモチベーションの高さにばらつきがある。
・単に、売れない。ゆえに、生活が厳しい。
・やる気がなくなった。
・次に何をやっていいか、わからない。


ね。どれにも関係ないでしょ、ビークル。
というか、「考え方が合わない? なんで合わないといけないの?」って感じでしょ。

あ、でも、唯一、最後の「次に何をやっていいか、
わからない」というのは、あったらしい。
それっぽいことを、ブリッジのインタビューで、メンバーそれぞれが口にしていた。

ただし、そこで、「じゃあやらない、という結論を選んだ=解散」ではない。
「『解散』という行為をやることを選んだ」のだと、僕は思う。


何を書いているんだかわからなくなってきましたが、とにかくですね、
おもしろいことをやれればいいわけです、あの人たちは。
で、解散の次にやれる、おもしろいことって何? って考えたら、
当然、それは、再結成になるでしょ。
もしそういう話になったとして、あの5人のうち、
「イヤだ、俺はもうやりたくない」って言う奴、いると思います?
いない、と、僕は思います。

あ、ただ、クボタくんあたり、「はたして再結成のタイミングとして、
ここがベストなのか? もっといい時期があるんじゃないか?」とか、
そういうとこには、シビアそうだけど。


というかですね。下手をすると、マジで、

「○年×月に再結成しましょう」
「その時はこういう発表のしかたにして、こういうプロモーションやって、
こういうツアーの組み方をしましょう」
「じゃあもう、スタッフもメンバーも、スケジュール押さえておきましょう」

というところまで決めた上の解散なんじゃないか、という気すらしてきた。書いてるうちに。
ヒダカだったら、それくらいやっても不思議はないと思う。
で、メンバーに、

「というわけなので、きみたち、絶対その時まで生きてるように。
健康状態も保っておくように」
「だから、禁煙するように。酒も最低週1回はぬくように」
「で、よく運動するように。タロウ、おまえ週2回はプールな」

とか言っているかもしれません。

というわけで、いつにしましょうか。
ほんとは5年くらい空けたほうがいいけど、
もうちょっと早いほうがファンとしてはうれしい。
でも、3年とかじゃ、いくらなんでも早いか。
ただ、10年とか、ましてやユニコーンみたいに16年とかは、空けすぎだと思う。
まあ、やっぱり5年って線かなあ。どうでしょう、ヒダカさん。

とりあえず、銀杏BOYZのアルバムのインターバルよりも、短いことを期待します。
で、それは、現実味のない話じゃない、とも思います。
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