HMV渋谷で曽我部さんが

HMV渋谷で曽我部さんが

先日、ニュースのコーナーでもご紹介しましたが、
( これ → http://ro69.jp/news/detail/38960 )
8月22日(日)を最後にクローズするHMV渋谷、
この別れを惜しんで、曽我部恵一が発起人となって、
アーティストたちが集まり、HMV渋谷の館内のあちこちで、
1日中ライブやトークやDJなどを行うイベント、
「HMV渋谷 おつかれサマーフェス!」が、
8月19日(木)に行われます。

そもそも曽我部さん、というかサニーデイ・サービス、
全っ然無名だったインディーズの頃の作品を、
当時、HMV渋谷の名物バイヤーだった太田さんが
試聴機に入れてくれて、店内のチャートで
3位になって注目された、というところから、現在に至る。

という恩義もあり、もちろん思い入れもあり、
CDを買う客としての愛着もあって、何かやらなきゃ、と
思ったのではないかと、お察しします。

正直、私も、大変に残念だし、さびしく思います。
客としての愛着も、とてもあるし。
(特に2F。一体トータルでいくら使ったか)

あと、これは今の場所に移る前だけど、ロッキング・オン・
ジャパンとか、今、普通にHMVで売ってるじゃないですか。
昔はそんなことなかったのです。
その、サニーデイのCDが試聴機に入るちょっと前だと思うけど、
ジャパンの表紙が切り取られてレジんとこに貼られており
(確か田島貴男だったと思う)、びっくりしてお礼を言ったところから、
太田さんとの付き合いがはじまり、ジャパンやロッキング・オンを
置いてもらうようになったのです。

当時、会社から、いちいち手運びで納品していました。
なので、「兵庫さん、在庫切れました」って太田さんから
電話をもらうたびに、当時の営業車、ホンダシティに本を積んで、
持っていくものの、あのへん全然車駐められなくて、
お店のまわりをぐるぐる回ったりしていたものです。
数年後に、ちゃんと流通を通すようになって、
そういうことはしなくなりましたが。

というような思い出もあり、その少しあとから広告を打ってくれる
クライアントになって、その思い出もあり、フェスでの付き合いもあり、
ほんとにいろいろあります。
で、太田さんも、その広告やフェスでお付き合いしていた、
他のスタッフの方々も、とうにHMVにいなかったりして、
そうした意味でも、しみじみします。

19日、行こうと思います。
みなさんもぜひ。

写真は、確か1998年、HMVが今の場所・万葉会館に
移転した時のオープニング・パーティーで、
お土産にいただいたCDケース。
いまだに使っています。
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