「リンダリンダ」のPV

「リンダリンダ」のPV

昨日もお知らせしましたが、当サイト「特集」コーナーの
ザ・ブルーハーツ企画、本日から歴代PVのダイジェスト配信が
スタートします。
一発目の今日は、“リンダリンダ”です。

で。前に、このブログで、私が初めて動くブルーハーツを観たのが、
高3の時、彼らのメジャー1stシングルであるこの“リンダリンダ”の
PVだった、と書いたが、実はそれ、このPVではないのだ。


番組は、当時広島では月〜金の夕方にやっていた
TVK「ミュージックトマトジャパン」。
まだスペースシャワーTVもMUSIC-ON! TVもなく、
邦楽ロックのPVを観ることができたのは、この
「ミュートマ」と、テレビ朝日のソニー1社提供番組
(だからかかるのはソニーのアーティストのみ)
「デモタカビデオジャム」だけだった時代です。

その“リンダリンダ”は、ライブビデオだった。もっとこう、
引きのカメラで撮ったような、荒い映像だった記憶がある。
で、この、今日から配信しているPVも、当時作られているわけで、
つまり、メジャーデビュー・シングルのビデオを複数作って、
オンエアしていたということになる。


しかも、この今日から配信の方のバージョンのPVも、よく観るとすごい。
普通PVの演奏シーンって、シングルの音に合わせて
あてぶりするもんなのに、これ、ご覧のように、本当に演奏して、
その音を使っている。
だからシングルのバージョンとは違う。
しかも、カメラ1台だけでノー編集。

つまり、存在感やキャラクターや音楽自体も型破りだったけど、
そういう活動のしかたやいわば戦略性においても、
型破りだったってことです、ブルーハーツは。

写真は、初期3枚のアルバムのアナログ盤。
当時ではなく、2000年に再発された時に
買ったものです。
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