幕張メッセでの来日公演、大盛況!ZEDD(ゼッド)に取材!ルーツから将来まで語った!

幕張メッセでの来日公演、大盛況!ZEDD(ゼッド)に取材!ルーツから将来まで語った! - pic by MAMI HATORIpic by MAMI HATORI
なんとリアム・ペインがゲスト出演したという話題でもちきり、幕張メッセでのライブが大盛況のうちに幕を閉じたZEDD(ゼッド)。

ライブに先駆けて、先日、会ってきました!

「ザ」がつくほどの好青年……というのが、今回2度目に間近で見た率直な印象なのだが、ゼッドの場合、それが表現と直結しているのが面白い。

ロッキング・オンではこれまでに何度も取り上げてきたが、独自取材は初めて。というわけで、ファンにはお馴染みロック・バンド時代の思い出まで遡る、ルーツを解き明かすインタビューを敢行。並み居るエレクトロニック・アクトの中でもなぜゼッドがロック・ファンにとても身近なのかが手に取るようにわかる取材になった。

例えば、元ドラマーの自分としては、リアルにライブで再現できないようなドラム・フィルをプロダクションに入れたりは絶対にしたくない、ということや、楽曲は今でもピアノとヴォーカルで製作し、腰を据えて取り組んでいるということ、そんなアツい話を終始爽やかに繰り広げるアントン青年でした。

だけどやっぱり旧来的なロック・ミュージシャンじゃないのは当然サウンドにも現れている通り。そしてそれは、彼の創作活動がものすごく効率的であることと、それが当たり前だという今の時代らしい価値観に基づいているのだ。アルバムというスタイルにさほどこだわらなければ、「あと何曲書かなきゃ……」と言ったストレスから解放される、とも話していた。さらには、音楽はゲームと同じ(笑)で一生やめないけど、同じスタイルを貫くつもりはないというのも、非常に今のアーティストらしいと思う。

インタビュアーは小野島大さん。掲載は、5月1日以降発売の『rockin’on』で!
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