最近好きなマンガ:『ボールルームへようこそ』

最近好きなマンガ:『ボールルームへようこそ』

最近、1巻が刊行され、一発ではまったマンガ『ボールルームへようこそ』。
マンガとしても最高なんだけど、コミックスの1巻として、ここまで引き込まれる感覚になったのは久しぶり。
ボールルームっていうのは舞踏室のことで、つまりこのマンガは社交ダンスを題材にしているわけですが、なじみがない、興味がない、などと言わずにぜひとも読んでみてください。
この1巻はすごいです。

主人公自身をはじめ、主人公が憧れるカリスマ、同世代のライバル、それとヒロイン。みんな最高。
まあおもしろいマンガは大抵そういうもんなんでしょうが、このマンガの、作者の熱を強引に共有させていくようなプレゼンの仕方がたまらなく気持ちいい。
さらに、社交ダンスという競技がどう成り立っているのか、そのどこにドラマを見出すべきなのか、という導入もうまい。そこもにくい。
読み終わったあと、余韻というか、余熱が引かない感じ。大好きです。画もいい。

著者の竹内友さんは新人の作家さんだそうで、大きな期待を寄せつつ、2巻の到着を待ちたい。(小柳)
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