映画『けいおん!』本日公開&『CUT』1月号の表紙は『けいおん!』。

映画『けいおん!』本日公開&『CUT』1月号の表紙は『けいおん!』。

いよいよ今日12月3日から公開される映画『けいおん!』。
ここ数年最大の現象となった作品の満を持しての劇場版ってことで、もうすでに全国的に盛り上がっているようですが、今日は新宿ピカデリーでの舞台挨拶に行ってきた!

登壇したのはキャスト5人、そして山田尚子監督。
決して長い時間ではないのが残念なところだけども、それぞれ、無事この日を迎えられたことに並々ならぬ感慨を抱えていることが伝わってくるすごくいい舞台挨拶だった。
特に、山田監督の「『けいおん!』を好きになったことが誇りに感じられるようなフィルムを作ったつもりです」という言葉はしびれた。

実際、映画『けいおん!』は本当に素晴らしい青春映画。
TVシリーズをしっかりと観ていた人にとって最高な作品であるのは言うまでもないけれど、青春という普遍的なテーマに、掛け値ない仲間感というこれまた普遍的なアプローチで挑んだ作品だけに、これが初めての『けいおん!』です、という人の琴線にも刺さるんじゃないか。そんなふうに思いました。
そして、物語のなかでエモーションが上ブレする、あるいは思い切って感情移入すべき瞬間を、眩しいくらいのポップソングによって、ある意味、「教えて」くれる感覚というのも『けいおん!』ならでは。
山田監督はじめ、キャスト、たくさんのスタッフは、この大プレッシャーのなか本当に見事な仕事をしたなあと思う。
だから、アニメに距離を感じている人にこそ観てほしいし、その感想を純粋に訊いてみたい。

で!
12月19日に発売になる『CUT』2012年1月号は、いろいろなことがあった激動の2011年のアニメシーンを振り返る徹底特集をやろうと思っています。
というわけで、表紙・巻頭は、さっきから熱く書いている映画『けいおん!』でございます。
キャスト5人へのロング&ディープインタビューはもちろん、山田監督、脚本の吉田玲子さん、そして音楽制作スタッフ勢揃いの座談会まで、総文字数はちょっとどのくらいかわかりませんが、とにかくこの上ない特大ボリューム。
30ページ以上になると思います。
もちろん、キャストの撮り下ろしシューティングにも気合いを入れて臨みましたんで、期待していてほしいなと。
取材を受けてくれたみなさんも、「映画公開後」の発売っていうこともあって、それはもう留まるところを知らない怒涛の勢いで、『けいおん!』愛を語り倒してくれてますんで!

さらに、2011年のアニメシーンを総括すべく、今年を席巻した豪華なクリエイター、プロデューサーに集まってもらって、非常に貴重な話をガンガン訊かせてもらってます。
詳細はまた追って。

そんな『CUT』2012年1月号の発売は、12月19日!
鋭意制作中でございます。頑張ります。よろしくお願いします!(小柳)
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