もう一度言います。『シン・ゴジラ』は空前の傑作‼

本日公開になった『シン・ゴジラ』、絶賛の嵐ですね。
ほぼ満場一致で自分が感じたのと同じ興奮を観た人たちが語っている感じがして、「空前の傑作」というのはこういうものなんだなと嬉しくなりました。
それにしても野村萬斎氏がゴジラを演じていたとはビックリ。
観ようか迷っている人、迷わず観るべし!
というわけで7月19日に書いたブログをもう一度載せてしまいます。
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実際に完成した映画を観た者としてひとつ言いたいのは、この『シン・ゴジラ』は純粋に映画として空前の傑作であるということだ。
ゴジラの持つ根源的なメッセージへの強いリスペクトを込めながらも、懐古性はゼロ。
12年ぶりの『ゴジラ』の新作を楽しみにしている人の期待は決して裏切らない内容だが、同時に、観る前に『ゴジラ』の新作がこういう映画になると想像できている人はまずいないであろう内容になっている。
現在の日本の真実の姿を、ときに皮肉たっぷりに批評的に描いた問題作であると同時に、怪獣映画としての純粋な面白さを極限まで追求した最高のエンターテインメント作。
リアルに徹底的に向き合った先に、最強のファンタジーを生み出し、さらにその先に「未来への希望」という今、感じるのがとても難しくなっているものを強く実感させてくれる、そんな映画だ。

発売中のCUTでは、長谷川博己が知られざる製作エピソードと共に、この『シン・ゴジラ』についてたっぷり語ってくれています。

(古河)
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