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    ポール・マッカートニー、かつて溺れかかったマーク・ロンソンを救う

    ポール・マッカートニー、かつて溺れかかったマーク・ロンソンを救う - ポール・マッカートニー 1971年作品『ラム』ポール・マッカートニー 1971年作品『ラム』

    5月30 日に1971年の名作ソロ・セカンド『ラム』のリマスタリング再発をするポール・マッカートニーだが、エイミー・ワインハウスなどの作品で有名なプロデューサーのマーク・ロンソンは幼少時に溺れかかったところをポールに救われたことを明らかにしている。

    もともとマークは作家のアン・デクスター・ジョーンズとバンド・マネージャーのローレンス・ジョンソンとの間に生まれた子で、母アンがローレンスと離婚した後にはフォリナーのギターのミック・ジョーンズと再婚したため、その生い立ちは常に音楽業界と密接なものだったといわれている。

    ただ、自分が溺れかけたのをポールに救い出してもらったエピソードは物心のつく前の話で、母親から何度か聞かされていたものの真面目に取り合っていなかったとマークは語っている。「うちの母親のクレイジーなほら話のひとつかなと思ってたんだよね」とマークは語っている。

    「でも、数か月前にポール・マッカートニーと曲を一緒にやる機会に恵まれたことがあってね。何日かスタジオで作業を重ねたあとで、ポールがこう言ってきたんだよ、『きみのお母さんって確かアンだよね? ニューヨークのロング・アイランドの海にリンダと出かけると決まってきみの両親と出くわしたものなんだよね』ってね」

    「そこでぼくも、うちのおかんのポールが溺れかけたぼくを助けてくれたという話をしてみたら、ポールはそんなことが確かあったような気がするなあと答えてね。とりあえず、ポールはその話の裏を取ってくれたわけだから、そのことで母親をむげにもできなくなったんだよね」
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