X JAPANのドキュメンタリー作品『WE ARE X』、オアシスやストーンズを押さえて英チャート2位に

X JAPANのドキュメンタリー作品『WE ARE X』、オアシスやストーンズを押さえて英チャート2位に

日本では3月に公開されたX JAPANのドキュメンタリー作品『WE ARE X』が海外でDVDやブルーレイ・リリースされているが、イギリスでは音楽関連のビデオ・ソフト作品を扱う、オフィシャル・ミュージック・ビデオ・チャートで初登場2位を記録している。

1位はザ・ビートルズのツアー・ドキュメンタリーの『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』、3位はオアシスの『オアシス: スーパーソニック』、4位はザ・ローリング・ストーンズの昨年の南アメリカ・ツアーのドキュメンタリー作品『Olé Olé Olé!: A Trip Across Latin America』となっている。

イギリスの「ザ・ガーディアン紙」では作品を次のように評している。

「1980年代初期から今に至るまで、母国日本ではとてつもなく多くの、かつ熱狂的なファンを誇り、一度解散を経て再結成している現在になってようやく西欧でも本格的な人気を獲得しつつある、ソフト・メタル・バンドについての、忠実なファンの目を通したものにはなっていながらも、観るべき興味深い作品」

一方、イギリスのテレビや映画情報サイトの「オン・ザ・ボックス」では次のように作品を絶賛している。

「この作品はバンドの音楽とメンバー、スタッフによって、特にYOSHIKIによって素晴らしい物語を綴ってみせている。これは語られるべき物語であって、それは主にX JAPANが聞かれるべき権利を自ら獲得してみせたからなのだ」

作品はザ・ローリング・ストーンズの70年代の名作『メイン・ストリートのならず者』のメイキング・ドキュメンタリーとなった2010年の『ストーンズ・イン・エグザイル ~「メイン・ストリートのならず者」の真実』などを手がけたスティーヴン・キジャックが監督を務めていて、メンバーの幼少時の記憶から2014年にニューヨークで行われたマディソン・スクエア・ガーデン公演までの道程を振り返るものになっている。
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