【詳細レポ】アリアナ主催の英テロ被害者支援ライブ、リアム、コールドプレイらが出演

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5月22日、英マンチェスターで行われていたアリアナ・グランデのライブ会場で起きた自爆テロ事件。

この事件の被害者および家族を支援することを目的とした英テロ被害者支援ライブ、「One Love Manchester」が6月4日夜(現地時間)に開催された。

同コンサートにはコールドプレイやジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリー、マイリー・サイラス、テイク・ザット、ファレル・ウィリアムス、ワン・ダイレクションのナイル・ホーランらが参加し、パフォーマンスを披露した。

One Love Manchester ♡ June 4th http://ticketmaster.co.uk/arianagrandemanchester

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現地時間の午後7時より開催された「One Love Manchester」の様子を、英「ヴァラエティ」誌に掲載された記事をもとに時系列に沿って紹介していきたい。

午後7:00
英詩人、トニー・ウォルシュ氏の登壇と共に幕を開ける。
「恐れることはもうやめにしましょう」との言葉のあと、マーカス・マムフォードがアコースティック・バージョンの“Timshel”を披露した。

その後、マンチェスター出身のテイク・ザットが“Shine”と“Giants”を披露、「あの事件に影響を受けなかった人はいないでしょう。でも今この時、共に声を上げて歌いましょう」と語り、“Rule the World”のパフォーマンスを見せた。

そしてジャスティン・ビーバーの『パーパス』のトレーナーを着たロビー・ウィリアムズが登場、“Strong”と“Angels”を披露した。


その後に続いたのは、アメリカにいるU2からの映像でのコメント。
ボノは映像の中で、「マンチェスターのこの地に、たくさんの友人がいます。あの不条理な事件のせいで子どもたちを亡くした親、親を亡くした子どもたちのことを思うと心が張り裂けそうです」

「この悲しみに終わりがくることはありません。しかしだからこそ、私たちは愛にも終わりがないことを知るのです」と語った。


午後7:30
ファレル・ウィリアムスのパフォーマンスが開始。

ステージに上がるとすぐに“Get Lucky”を披露、その後「この地で起きたあの出来事があるにも関わらず、皆さんからはまったく恐れを感じません。唯一感じたのは、愛と復活へのエネルギー、そしてポジティブな空気だけでした」、と語り、マイリー・サイラスと共に“Happy”を歌い上げた。


マイリー・サイラスは「人間として生まれた以上、自分が何者かということは分かっていないといけない。アリアナは、そのことを証明したと思います。そしてアリアナは、女の子たちの良いロールモデルであるということを、今夜ここで私たちをひとつにすることによって証明したのです」と話し、「ハグしたいから、今ここにアリアナが来てくれればいいのに」とつぶやいた後で“Inspired”を披露した。


続いてナイル・ホーランが登場、“Slow Hands”と“This Town”を披露した。


その後、アリアナ・グランデとジャスティン・ビーバーのマネージャーであるスクーター・ブラウンがその他のスタッフたちと共にステージに上がり、以下のようなコメントをした。

「友人であるアリアナ・グランデ、君が起こしてくれたアクションに、世界中が感謝をしているよ。昨夜、少し大変なことがあったけれど、今夜こうして顔を見せてくれた。昨夜は不安そうな表情をしていたけど、今こうしてここにいるんだ」

「マンチェスターの勇気は私たちの希望です。今、私たちはここにこうしてマンチェスターの地と共にいるんです。恐れが私たちを引き裂くことは絶対にありません」

午後8時
そして、スクーター・ブラウン氏の「アリアナはこう言ってくれたんです。『スクーター、今私たちがアクションを起こさなければ、一生後悔すると思う。何かしなきゃ』ってね。僕が知っている限りでも最高に勇敢な人だよ」の言葉と共にアリアナ・グランデがステージに登場、パフォーマンスが始まった。

アリアナは“One Last Time”と“Somewhere Over The Rainbow”を披露した後スティーヴィー・ワンダーの映像を流し、リトル・ミックスにバトンタッチ、リトル・ミックスは“Wings”を披露した。


スティーヴィー・ワンダーの映像でのコメントは以下。

「私の心はマンチェスターと共にあります。そして、私たちは愛が鍵となることを知っています。国籍も、宗教も関係ありません。愛こそがすべてなのです。人生における障害が、神やアッラーと関係があると説く人たちがいますが、彼らは嘘つきだと言っていいでしょう」

リトル・ミックスのパフォーマンスの後、ステージに戻ってきたアリアナ・グランデはヴィクトリア・モネと共に“Better Days”を歌った。


そしてサプライズで登場したブラック・アイド・ピーズの“Where Is the Love?”のパフォーマンスの後、アリアナ・グランデの「11歳の頃からの憧れの存在」というイモージェン・ヒープが“Hide and Seek”をピアノの弾き語りで披露した。

その後デヴィッド・ベッカムによるコメント映像が流され、子どもたちのコーラスによりアリアナ・グランデの“My Everything”が歌われた。


そしてアリアナの「今夜のすべては愛だと思うの。違うかしら?」とのコメントと共にアリアナのボーイフレンドであるマック・ミラーが登場。“The Way”を披露した。


そして再びマイリー・サイラスがステージに上がり、アリアナと共に“Don’t Dream It’s Over”を歌った。


午後9時
ケイティ・ペリーが登場。

「美しい夜ね、そう思わない?私を呼んでくれてありがとう。愛を広げる機会を与えてもらえて、とても感謝しているし、謙虚な気持ちになっているわ。常に愛を選択するのって、簡単なことではないわよね。特にあんな事件が起こったあとではね。

(愛を選択するのが)一番難しいことだと言ってもいい。でも恐怖、そして憎しみに勝つのは常に愛なのよ。そして愛を選択することができた私たちは強くなれるの、ここで得た強さが最も大事なパワーになるのよ」と語り、アコースティック・バージョンの“Part of Me”と“ロアー~最強ガール宣言!”を披露した。


そして長い沈黙の後、とうとうジャスティン・ビーバーがステージへ。
「とりあえず歌った方がいいかな?」と話し、“Love Yourself”と“Cold Water”のパフォーマンスを見せた。


ステージは再びアリアナに渡され、“Love Me Harder”を披露。
その後登場したコールドプレイは“Fix You”、“Don't Look Back In Anger”、“Live Forever”を披露した。

“Don't Look Back In Anger”はアリアナ・グランデと、“Live Forever”はサプライズとして登場したリアム・ギャラガーと共に歌っている。



まだ正式な発表はされていないものの、今回の英テロ被害者支援ライブで見込まれている支援金は2百万ポンドとのことだ。
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