チャック・ベリー、6月リリースの遺作『チャック』からのセカンド・シングルを発表

チャック・ベリー、6月リリースの遺作『チャック』からのセカンド・シングルを発表

3月18日に他界したチャック・ベリーの新曲が公開されている。

チャックは昨年のうちから38年ぶりとなる新作を準備していることを明らかにしており、作品は仕上がっていたものの、3月に息を引き取ったため現在まで未発表となっていた。

その後、遺作となった新作が『チャック~ロックンロールよ、永遠に。』として6月9日にリリースされることが発表され、第一弾シングルとしてレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがギターで客演している"Big Boys"がリリースされていたが、ここにきて2枚目のシングルがリリースされた。

シングルタイトルは"Wonderful Woman"、チャックのソウルフルなヴォーカルをシャッフル感の効いたロックンロール・ビートに乗せた内容になっており、ギターも含めてチャックの魅力満載のトラックとなっている。

アルバムではオープナーとなるトラックで、すっかり自分が骨抜きにされた「素晴らしい女性」について歌い上げた曲になっている。チャックは昨年の90歳の誕生日に新作をリリースする予定があることを発表した際、このアルバムは68年連れ添ってきた妻のトッディこと Themettaに捧げられる作品であることも次のように声明で明らかにしていた。

「今度のレコードの俺の愛しいトッディに捧げられます。ダーリン、俺も歳取ったよ! このレコードはほんと長くかかったからね。これでようやく仕事納めできるよ」

"Wonderful Woman"の音源はこちら。

既に発表されている"Big Boys"はこちら。
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