スリップノットのコリィ・テイラー、新作は自分たちのルーツが反映されるはずだと語る

スリップノットのコリィ・テイラー、新作は自分たちのルーツが反映されるはずだと語る

6月からマリリン・マンソンとの北アメリカ・ツアーに乗り出し、11月5日(土)、6日(日)には「ノットフェス・ジャパン2016」を幕張で開催するスリップノットだが、コリィ・テイラーは『.5:ザ・グレイ・チャプター』以降のバンドの方向性について語っている。

今後の方向性についてローリング・ストーン誌の取材にコリィは次のように答えている。

「俺たちがずっと表現してきたことややりたがってきたこと、みんなが自分たちの人生を先に進ませるのになんかしらの助けになりたいという、そういうことを魂として持ち続けながら、音楽的にこれからどういう方向性が可能か、いろいろ考えてるところなんだ」

さらにその方向性を見出すためにかつて影響を受けたものを確かめることにもなるだろうとも次のように説明している。

「俺たちはオールド・スクールなスラッシュ・メタルや、ニューロシスとかナイン・インチ・ネイルズとかなんでも大好きだからね。もうちょっと自分たちが影響されたものをわかりやすく音に出してみて、それでどこに向かえるか試してみたいんだよ」

なお、ともにヘッドライナーとしてツアーするマリリン・マンソンと自分たちについては次のように語っている。

「マリリン・マンソンは本当にあの反動的なロックンロールが絶妙だからね。それに対してスリップノットはメタルの側面をとことん聴き手に突きつけて、誰であろうとこの音楽を聴いたらなにかしら反応せざるをえなくさせるものなんだ。俺たちみんながなんとかして感じるということを引き出していくものなんだよ」

「(マリリン・マンソンについては)ライヴについても、ヴィジュアルについても、内容についても、一緒に組んで世に打って出るのがごく自然なように思えたんだよ」
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