ザ・ローリング・ストーンズ、新作の行方についてロニー・ウッドが近況報告

ザ・ローリング・ストーンズ、新作の行方についてロニー・ウッドが近況報告

4月5日からロンドンのサーチ・ギャラリーでバンドゆかりの品々とその歩みを振り返る展覧会「エキシヴィショニズム」を開催するザ・ローリング・ストーンズが、かねてからほのめかされてきた新作制作について語っている。

バンドは2月から南アメリカ・ツアーとなる「アメリカ・ラティーナ・オレ・ツアー」に乗り出し、3月25日にキューバのハヴァナで無料コンサートを開催してツアーを締め括った。同ツアー以前からバンドはツアーが終わったら新作制作に取りかかると語ってきていて、今後、作業が本格化するものとみられている。

バンドは4日にエキシヴィショニズムについての記者会見に応じたが、ここでロニー・ウッドはすでにスタジオで作業を始めていて、新曲とブルースのカヴァーをレコーディングしていることを明らかにしたとAP通信が伝えている。

「新曲をいくつか録るつもりでスタジオに入って、実際に仕上げられたよ。それとブルースの閃きに遭ってね、2日で11曲レコーディングしたんだ。どれもハウリン・ウルフやリトル・ウォルターなどといったブルースマンのかなりいいカヴァーになってるんだよ。でも、ものすごくオリジナル感があるっていうかさ」

ただ、この音源については数か月前に手がけたものだともロニーは明らかにしている。

「そのまま数か月もの間、ずっと置きっぱなしにして聴いてなかったんだけど、聴き直してみたら『これって誰? 俺たちか』って感じになったくらいで、それだけなんかオリジナルな感じがあったんだ」

一方、キース・リチャーズは次のようにだけ語っている。

「次のは動き出してるけど、それ以上については語れないんだ。口を塞がれてるんでね」

さらに今後の予定についてロニーは次のようにも語った。

「俺たちは活動中のバンドだから。年内にはまた作業に取りかかることになるよ」
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