アヴィーチーが、2016年をもってツアーおよびライヴ活動を休止すると発表した。

アヴィーチーは自身のオフィシャル・サイトで公開した声明の中で、次のように述べている。

「Hello world,

ぼくのたくさんの夢をかなえてくれてありがとう。ぼくが経験してきたこと、成し遂げてきたことを助けてくれたチームのみんな、そして愛するファンのみんなへの感謝の気持ちはずっと忘れません。一世を風靡するような新たなムーヴメントを築くことになった音楽界の仲間たちにもありがとう。ぼく自身もそうした動きの中にいることができたのは幸運なことでした。ぼくの創るものを信じて、それを世界的な規模まで押し広げてくれたパートナーの皆さんにも感謝します」

「ライヴのチケットを買ってくれた人や会場にもぐりこんだ人、曲を買ってくれた人やダウンロードした人、SNS上でコメントしてくれた人や批判的だった人。君たちみんなの音楽に対する想いや考えがぼくを進化させてくれました。ぼくが得たものすべては君たちのおかげだよ」

「ぼくの歩んできた道は成功に彩られたものでしたが、平坦な道程だったというわけではありません。ぼくはアーティストとしての成長の一方で人としても大人になり、その過程で自分自身のことをより深く知るようになり、自分にはやってみたいことがたくさんあると気づきました。未知の世界に強く惹き付けられる気持ちはありますが、それらを探求するには人生はあまりにも短いのです。

新しいやり方で物事を見たり考えたりしたくて、2週間前、友達やチームのみんなと車でアメリカ横断ドライヴをしました。そして、しばらく思い悩んでいたことに変化を起こす必要があるとぼくは気づいたんだ」

「世界じゅうを回ってパフォーマンスすることができたのが恵まれたことだとはわかっているけど、アーティストとしてではなく、一人の人間としてのぼくの人生にはほとんどなにも残っていないのです。

だからって、ぼくは決して音楽をやめたりしない──ファンのみんなにはこれからも音楽を通じて語りかけるつもりだよ。でも、ツアーやショウは2016年をもって、一旦終わりにしようと思う。華々しいものにしよう！

絶対ないとは言い切れない気持ちもあるんだ、もしかしたらまた戻ってくるかもしれない……すぐではないと思うけど。

永遠にあなたのもの

ティム・バークリング／アヴィーチー」

アヴィーチーは4月からの中東公演や米ラスベガスでの長期公演、ポルトガルでのフェス出演を経て、6月に大阪・舞洲と千葉・幕張で来日公演を行うことが決定している。

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