アイアン・メイデン、新専用ジェット機が重量オーバーで着陸拒否される

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  • アイアン・メイデン、新専用ジェット機が重量オーバーで着陸拒否される - ボーイング747「エド・フォース・ワン」

    ボーイング747「エド・フォース・ワン」

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アイアン・メイデンはツアー用の専用ジェット機にボーイング747のいわゆるジャンボ機を新しく使うことにして、ステージ用の機材もすべてそのまま空輸するというコスト削減にも成功したが、今度は機体重量が重くなりすぎて予定していた空港が使えなくなってしまったとか。

バンドは5月にドイツのドルトムントで開催されるロック・イム・レヴィーア・フェスティヴァルにアンスラックス、スレイヤー、トレモンティらと出演する予定になっているが、新しい専用機「エド・フォース・ワン」の重量がドルトムント空港の滑走路には重すぎることが判明したとドイツのスピーゲル誌が伝えている。

そのため、バンドは予定を1日繰り上げてドイツ入りすることになり、デュッセルドルフ空港に着陸して、そこからトラックで会場へ向かうことになったという。これまで使っていたボーイング757から747へとサイズをアップグレードしたことのメリットをブルース・ディッキンソンはこれまで次のように語っていた。

「747で移動することの最大の恩恵は、機体があまりにもでかくて、貨物のスペースがとんでもなくとれるから、ステージの大道具も機材もPAもすべていっしょくたに運べて、機体の構造をこれまでの757のように収納用に改造しなくてもいいということなんだ。機体を塗り替えてちょっと座席の位置を替えるくらいでそのままもう使えるんだよ。さらにバンドとスタッフのためにゆったりしたスペースを提供できるという利点もあるからね。スタッフが全員1列使って横になって寝ることができるからね」

なお、バンドは現在「ザ・ブック・オブ・ソウルズ・ワールド・ツアー2016」のアメリカ公演に乗り出しているが、飛行機の操縦免許を持っているブルースはこの専用機のイギリスから最初の公演地フロリダへの飛行で自ら操縦桿を握ったという。
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