7月から北アメリカ・ツアーに乗り出すスリップノットだが、ツアーが終わったらスリップノットとしての活動からは数年間離れると明らかにしている。
スリップノットは2010年にオリジナル・ベーシストのポール・グレイが急死し、昨年6年ぶりの新作『.5:ザ・グレイ・チャプター』をリリースしたが、今後の活動についてコリィ・テイラーは次のようにロックスヴィアージ誌に語っている。
「ツアーがそのうち終わるだろうから、そうしたらまた数年間オフを取って、いろんなことをちょっといったん冷まそうと思うんだ」
「みんなそれぞれに自分のことをやるっていう感じで、それから数年経ったら、また集まってみて、どんなもんか様子を見るって感じかな」
さらにラジオ業界情報サイトのパルス・オブ・レディオの取材にコリィは自身のサイド・プロジェクト、ストーン・サワーの予定について次のように語っている。
「たぶん、スリップノットとのツアーを切り上げることになると思うんだけど、まあ、夏とかそんくらいかなあ。それから5分くらい休憩とって、その後はストーン・サワーの新作に取りかかることになると思うよ」
その一方でジム・ルートはスリップノットの次回作用の楽曲をたくさん書いていて、すぐにでもスタジオに入りたいと先月次のように語っていた。
「俺たちは今自分たちのキャリアのピークに来ているし、しかも、シーンでも今ピークに来た感じなんだ。この後、2年とか、どれくらいになるのかわからないけど、オフを取ったら、もうこの状態で戻って来れるかどうかなんてわからないよね? 映画監督をやりたいとか本を書きたいとか言い出すやつもいるかもしれないし、別なバンドの方が優先順位になるやつもいるかもしれないし」
「俺は最善の計画を立て、最悪の予想をしてるんだよ。俺はまた曲を書き始めてるんだ。うまくいけば、この新しい曲たちもスリップノットの新作に収録されることになるだろうね。洩れちゃったってことになったら、なんか別な形で世に出してあげようと思うよ」
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